株式会社ユニ・チャームは、紙おむつを代表する日用品を開発・販売する会社としてよく知られる。

従業員数はグループ全体で15,000人以上。その従業員の皆さんが毎年行うことの一つに各自のキャリアを見つめ直すというものある。それぞれの手帳に10年後のキャリア目標を記して毎年1月に更新するのだそうだ。

上田健次経営企画室長は「10年後の自分の姿を真剣に考えないと会社の成長についていけない」と話す。

そんな会社では、水面下で2030年の経営目標を策定しているらしい。
社内コードは「プロジェクトM」。コード名の「M」は突然変異を表すというもの。

プロジェクトに関わるメンバーのほとんどは30代前半の社員。

高原豪久社長は「人材も戦略も技術も常識外れに進化させる」
と若手が描く未来に期待をかける。

もちろん14年後に経営環境は分からない。
それでも在任中に売上高を3倍に増やした原動力を求めると、オーナー社長ゆえの長期視点の経営に行き着く。

同社は創業者の慶一朗氏が1961年に愛媛県川之江市(現:四国中央市)で資本金300万円、社員数24名からはじめた企業。

ビジョンが大事である。昨今そのような認識が広まっているが、会社のビジョンは実際に社員と共有してはじめて活かされる。同社がここまで大きくなったのは、そのための絶えまぬ創意工夫と試行錯誤があったからだろう。

我が国の企業活動のグローバル化が進むに中にあって、先陣を駆ける同社。その変化のスピードに負けじと食らいつく社員たちの姿を思い描く。きっと強靭な組織力に違いない。

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ながまつ
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「頭は低く、目は高く、口を慎んで心広く、孝を原点として他を益す」

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